パソコンの変換がおかしい時の対応方法6 選！

2023.11.28

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パソコンの変換がおかしい時の対応方法6 選！

「パソコンの変換がなんだかおかしい」

「変換がおかしい時の直し方を知りたい」

とお悩みの方へ。パソコンで作業をしている時、急に変換がおかしくなることはありませ

んか？作業に集中したいのに、変換がおかしいと困ってしまうものです。

この記事ではパソコンの変換がおかしいときの主な理由と、すぐにできる6つの対応方法

をご紹介します。変換にお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

パソコンの変換がおかしいときの主な理由

パソコンの変換がおかしいときの主な理由は、以下の３つが挙げられます。

IME の不具合
文字変換機能の不具合
windows 10 およびwindows 10 のアップデート

それぞれについて、順番に解説します。

IME の不具合

Input Method Editor の略であるIME は「日本語入力ソフト」とも呼ばれ、キーボードでローマ字入力やかな入力をした時に漢字やカタカナに変換してくれる機能です。
パソコンの変換がおかしい時、その多くの原因はIME の不具合が影響しています。

いつも通り入力しているのに日本語入力ができない、方向キーを入力すると数字が入力されるといった症状の場合、IME の不具合が原因であることが多いのです。

windows10 およびwindows 10 のアップデート

Windows パソコンの場合、Microsoft が開発・提供している多言語対応の「Microsoft IME(MS-IME)」が標準で登録されています。

実は2020 年のアップデート以降IME の不具合が多数報告されており、IME にもアップデートがかかったことで変換がおかしくなるなどの影響が出ています。日本語入力モードに自動的に切り替わらない、確定したはずの文字が消える、文字が勝手に確定されるといったトラブルが起きてしまうようです。

同様にWindows 11 でもIME の不具合があるようで、こちらもパソコンの変換が急におかしい時に疑うべき要因の1 つです。

文字変換機能の不具合

パソコンの変換がおかしくなる主な原因は、前述したIME の不具合やWindows 10 およびWindows 11 のアップデートのほかに、「ユーザー辞書」や「学習履歴」といった文字変換機能の不具合が考えられます。

ユーザー辞書は日本語入力を素早く正確に行うためのもので、変換後の文字列を登録できるものです。例えば「じゅうしょ」と入力して変換したら自分の自宅の住所が出てくるように登録する、といったことが可能です。

ユーザー辞書に不具合があったり、意図しない内容を入力したりすると、変換がおかしい状況になります。

また過去に何度か打ち間違えた文章をIME が学習履歴として記憶している場合も、変換がおかしくなります。「以前打ち間違えた言葉が出てくる」という場合は、過去のタイプミスが学習履歴として登録されているかもしれません。

パソコンの変換がおかしい時の対応方法6選

パソコンの変換がおかしい時は、以下の6 つを試してみてください。

入力モードの確認・切り替えを試してみる
再起動をかけてみる
IME の初期化をする
学習履歴を削除する
辞書を初期化する
以前のバージョンのIME を使用してみる

それぞれについて、順番に解説します。

1.入力モードの確認・切り替えを試してみる

パソコンの変換がおかしい時、まずはIME の入力モードを確認しましょう。パソコン画面の右下にあるタスクバーで、「あ」または「A」の文字を探します。

タスクバーに「あ」と表示されていれば、日本語入力モードが ON の状態です。「A」なら日本語入力モードがOFF になっており、ローマ字入力ができません。この場合、キーボードにある「半角/全角」を押して「あ」に切り替えてみましょう。

キーボードの「半角/全角」を押しても「あ」にならない時は、タスクバーの「A」の上で右クリックします。詳細な入力モードが表示されるので、「ひらがな」をクリックすれば日本語入力モードの「あ」に戻ります。

2.再起動をかけてみる

日本語の変換がおかしい時をはじめ、パソコンの挙動がおかしいと感じた時は 1 度再起動を試してみてください。再起動するとパソコンのシステム状態が一度初期化されるため、変換がおかしい状態が改善される可能性があります。

再起動をかける場合、作業中のデータは必要に応じて上書き保存して閉じておいてください。上書きせずに再起動をかけた場合、上書きしていない途中データは保存されません。

3.IME の初期化をする

IME を初期化すると、設定が初期状態に戻ります。文字入力のプログラムに問題がある場合、このIME の初期化で改善する可能性があります。

パソコン画面右下にある「あ」や「A」のタスクバーのIME アイコンを右クリック
右クリックメニューから「設定」-「全般」を選択する
「全般」の画面が表示されたら下へスクロールして「既定の設定」を探す

「既定の設定」-「IME を既定の設定に戻す」の「復元」をクリックする

以上でIME の初期化は完了です。

4.学習履歴を削除する

変換の候補に過去に打ち間違えた文章が上がってくる場合、学習履歴の削除が効果的です。

パソコン画面右下にある「あ」や「A」のタスクバーのIME アイコンを右クリック
「設定」の「学習と辞書」をクリックする
「学習と辞書」メニューにある「入力履歴の消去」をクリックする

「入力履歴を消去しますか？」というダイアログボックスが表示されるので「OK」をクリック

入力履歴の消去が完了します。

5.辞書を初期化する

間違ってユーザー辞書に登録してしまった場合、以下の手順で初期化できます。

パソコン画面右下にある「あ」や「A」のタスクバーのIME アイコンを右クリック
「単語の追加」の一番下にある「ユーザー辞書ツール」をクリックする
「単語の一覧」に登録している単語が表示されるので、削除したい単語を選択する

ツールバーの消しゴムマーク（削除）をクリックする
- 「選択された単語を削除しますか？」というダイアログボックスが表示されるので「はい」を選択

辞書に登録した単語の削除が完了します。削除したら変換候補に上がってくることはありません。

6.以前のバージョンのIME を使用してみる

Windows 10 またはWindows 11 ではIME がアップデートされましたが、その影響で変換がおかしくなるケースが増えています。この場合、1 度以前のIME に戻してみることで解決するかもしれません。

パソコン画面右下にある「あ」や「A」のタスクバーのIME アイコンを右クリック
「設定」-「全般」を開く
「全般」メニューを下へスクロールして、「互換性」- 「以前のバージョンのMicrosoft IME を使う」がオフになっているので、スイッチをクリックしてオンにする
「以前のバージョンのMicrosoft IME」というダイアログボックスが表示されるので「はい」を選択

IME が以前のバージョンに戻ります。