【騙されないで!】中古パソコン販売店で買う時に注意すべきポイントとは?
【騙されないで!】中古パソコン販売店で買う時に注意すべきポイントとは?
中古パソコンは、新品よりもコストを抑えて購入できる点が大きな魅力です。
しかし、安く買える反面、粗悪品を取り扱う販売店も少なくありません。
中古パソコンは正しい知識を持って購入しなければ、非正規品やウイルスに感染したものを使用することになります。
悪質な販売店に騙されないために、中古パソコン専門店くじらやが購入時の注意点について解説します。
中古パソコンの購入を検討している方は、ぜひ最後まで本記事を読んでみてください。
中古パソコン販売店で買う時に注意すべき点とは?
安いという理由のみで中古パソコンを購入すると、後悔する可能性があります。
粗悪品をつかまされないためにも、いくつかの注意点を把握しておきましょう。
中古パソコンを選ぶ際は、まず 「中古パソコン 購入 注意点」 を意識しながら、使用目的を明確にしましょう。
例えば、事務作業には第8世代以降のIntel Core i5以上のCPUがおすすめです。
さて、ここからは中古パソコン販売店で買う時に、注意すべきポイントを解説します。
メンテナンスやクリーニングは十分か
中古パソコンの中には、メンテナンスやクリーニングが十分に行われていないものもあります。
よくあるのは、外見の傷や汚れのみクリーニングされており、内部のメンテナンスは一切していないケースです。
ほとんどの中古パソコン販売店は内部まで確認していますが、悪質なところは見た目だけ綺麗にして販売しているケースも珍しくありません。
パソコンの内部は使っているうちにホコリが溜まるため、きちんと掃除されていなければ誤作動や故障を招く原因となります。
中古パソコンを購入する際は、その販売店が丁寧にメンテナンスやクリーニングを行うところなのかチェックしましょう。
CPUの世代
CPUはクラスだけでなく、世代まで確認すべきです。
例えばCPUのCore iシリーズで最も高性能なクラス「Core i7」を選んだとしても、古い世代であれば動作が遅い可能性があります。
Core i7だとしても古い世代であれば、Core i3の方が高性能なケースもあるのです。
CPUは最新世代に近いほど性能が高い傾向があります。
例えば、第10世代のIntel Core i5と第12世代の同モデルでは、ベンチマークスコアで約20%の性能向上が確認されています(参考: PassMark CPU Benchmarks)。
悪質な販売店の場合、CPUの世代まで説明せずに販売しているところもあるため、購入前に自分で確認する必要があります。
Core i7という理由で購入せず、必ず世代まで確認してから選びましょう。
ストレージの種類について
中古パソコンを選ぶ際に重要なポイントの一つがストレージです。
ストレージには主にHDD(ハードディスクドライブ)とSSD(ソリッドステートドライブ)の2種類があります。
それぞれの特徴を把握することで、自分の用途に合ったストレージを選ぶことができます。
ストレージとは、データファイルやソフト、OSを保管するところです。
種類選びを間違えると容量が足らなくなるのはもちろんのこと、パソコンの動作速度も遅くなります。

HDD
HDDは、ディスクを回転させてデータを読み書きする仕組みを持っています。
そのため、1TBや2TBといった大容量のストレージを比較的低価格で提供できる点がメリットです。
一方で、読み書き速度はSSDに比べて遅く、衝撃や振動に弱いというデメリットがあります。
頻繁に大容量データを保管する場合には適していますが、処理速度が重要な作業には不向きです。
SSD
SSDは、データをフラッシュメモリに保存するため、ディスクを回転させる必要がありません。
その結果、HDDよりも数倍高速で、耐衝撃性にも優れています。
また、起動時間が短く、アプリケーションの動作もスムーズになるため、快適にパソコンを使用できます。
特に、ビジネス用途やクリエイティブな作業をする場合にはSSDがおすすめです。
ただし、同じ容量で比較すると価格はHDDより高くなる傾向があります。
結局HDDとSSDのどちらを選べばよいの?
価格の安さでHDDを選ぶと使いにくさを感じる恐れがあるため、ストレージはSSDがおすすめです。
中古パソコンで後悔しないためにも、安さのみでHDDを選ばずに、ストレージがSSDのものを購入しましょう。
また、ストレージは寿命が短い傾向にあります。
使い方によるものの、HDDの寿命は約3年、SSDは約5年と耐用年数が短く、中古パソコンのストレージは交換済みの方が理想です。
【中古パソコンくじらや】では、必要に応じて新しいSSDに交換しておりますので、快適に使用していただけます。
HDMI端子の有無を確認する
中古パソコンの場合は、HDMI端子が付いていないものもあります。
モニターやテレビに接続する前提で購入を検討している場合、HDMI端子が付いているのかは重要なポイントです。
HDMIは2002年の12月に普及したため、それより前のパソコンであれば端子は付いていないと考えてよいでしょう。
HDMI端子があれば、モニターやテレビなどに接続できるため便利です。
新しいパソコンの場合は基本的にHDMI端子が付いているものの、中古パソコンを購入する際は注意する必要があります。
バッテリーの劣化具合
中古パソコンでは、バッテリーの状態も購入前に確認しておくべき重要なポイントです。
特に、持ち運びを前提に使用する場合、劣化したバッテリーでは作業効率が大きく低下してしまいます。
パソコンのバッテリーは徐々に劣化していくため、前の使用者がどのような環境でどれほど充電していたのかによって劣化具合は異なります。
良質な販売店であれば、購入後すぐにバッテリーの寿命が尽きる可能性は少ないですが、安すぎる価格で売られているものには注意が必要です。
購入前にバッテリーの劣化具合を確認したい場合は、購入を検討している中古パソコンの発売時期を調べてみたり、販売店に直接聞いてみたりするとよいでしょう。
【購入後】バッテリーの確認方法
簡単にバッテリーの劣化具合を確認する方法として、「充放電回数」や「現在のバッテリー容量」をチェックすることが挙げられます。
Windowsでは、コマンドプロンプトを使ってバッテリーの詳細な情報を取得できます。以下の手順を試してみてください。
①コマンドプロンプトを開く
Windowsキーを押して「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを起動します。
②バッテリーレポートを作成する
コマンドプロンプトで以下のコマンドを入力します。
powercfg /batteryreport
③レポートを確認する
指定された場所に保存される「battery-report.html」をブラウザで開き、「設計容量」と「フル充電容量」を比較します。
これにより、バッテリーがどの程度劣化しているかを把握できます。
バッテリー交換の目安
フル充電容量が設計容量の70%を下回る場合、バッテリーの交換を検討すると良いでしょう。
中古パソコンを購入する際には、これらの情報を事前にチェックし、必要であれば新品のバッテリー交換を行うと安心です。
これらのポイントを押さえることで、中古パソコンを長期間快適に使い続けられるようになります。
保証期間を確認する
中古パソコンにはメーカー保証がありません。そのため、販売店が独自に設定している保証期間に注意が必要です。
新品パソコンは1〜3年程度のメーカー保証があるのに対し、中古パソコンは7〜90日程度と期間が短い傾向にあります。
パソコンに不具合があっても気付かない可能性があるため、保証期間の長さをチェックしておくと安心です。
保証期間内であれば自分の過失ではない限り、初期不良に対応してくれるでしょう。
付属品や説明書の有無
中古パソコン本体に加えて、付属品や説明書が同封されていると理想的です。
付属品はマウスやバッテリー、ACアダプター、電源ケーブルなどが挙げられます。
自宅に必要な機器がある場合は問題ないですが、持っていない場合は別に用意しなければなりません。
さらに、説明書も付いていると安心です。近年では説明書のデジタル化が進んでいるため、新品パソコンであれば調べられますが、古いものは検索してもヒットしない可能性があります。
中古パソコンを購入する際は、付属品や説明書が同封されていると安心です。
【Office付き】はMicrosoftではない可能性がある
商品説明に「Office付き」と記載されている場合は注意が必要です。
近年では海賊版のMicrosoft officeが出回っており、正規品と偽って付属している店舗が多数あります。
なかには訴えられた店舗も存在しますが、未だに流通しているのが現状です。
非正規品の場合は突然使えなくなったり、ウイルスに感染したりなどの恐れがあります。
【中古パソコンくじらや】では、Kingsoft社のWPS Officeという有料オフィスを無料で付けています。
WPS OfficeはMicrosoft Officeの互換ソフトとも呼ばれ、低価格にもかかわらず、簡単な事務作業や個人利用で活躍する点が魅力です。
ご希望でしたら、有料オプションでMicrosoft Officeに変更することもできます。
もちろん、Microsoftofficeを標準搭載しているパソコンも複数用意しているので、用途に合わせてお選びいただけます。
スライド作成のPowerPointが必要な方は「Home&Bussines版」をお選びください。
【中古パソコンくじらや】へのリンクはこちら↓
中古パソコンが到着したらチェックすること
中古パソコンは、選んで終わりではありません。
いざ商品が到着したら「商品説明に記載されていた内容と違う」ことや「上手く動かない」などのケースも珍しくないのです。
最後に、中古パソコンが到着したらチェックすべきことを解説します。
多くの販売店は保証期間内でないと対応してくれないため、購入後は可能な限り早く確認しましょう。
下記にチェックポイントの例をあげますので、一緒にチェックしてみましょう。
商品説明と違いはないか
まずは、商品説明に記載されていた内容と違いはないか確認しましょう。
具体的には、すべての付属品が揃っているのか、CPUやメモリなどのスペックが説明と異なる点はないのかなどです。
また、商品説明には記載されていなかった不具合がある可能性もあります。
良質な販売店であれば商品説明と異なることはないですが、可能性はゼロではありません。
もし確認して相違点があれば、中古パソコンを購入した店舗に問い合わせましょう。
正常に動くか確認する
商品説明と差異がなければ、パソコンが正常に動くか確認しましょう。
動作確認のポイントは、次のとおりです。
- 電源を入れてから起動するまでの時間
- ストレージの状態
- 画面やキーボード、スピーカーに不具合はないか
まずは、電源を入れてから起動するまでの時間に注目してみましょう。
あまりにも起動が遅い場合は、ストレージが劣化していたり、ウイルスに感染していたりする可能性があります。
ストレージが劣化している場合は新しいものに交換し、ウイルス感染の場合はセキュリティソフトで駆除します。
ストレージの状態を詳細に確認したい時は、エクスプローラーやCrystalDiskInfoなどを活用してみてください。
また、画面やキーボード、スピーカーに不具合はないか確認することも大切です。
画面の割れや色見、反応しないキーボードはないか、動画を流してみて音が出るのかをチェックします。
大半の販売店が細かい動作確認を実施していますが、商品到着後は念のためにチェックしておきましょう。
ソフトウェアライセンスの確認
中古パソコンにインストールされているソフトウェアが正規のライセンスを持っているか確認することが重要です。
特に、OSやオフィスソフトが正規品であるかをチェックし、必要に応じて再ライセンスを取得することをおすすめします。
まとめ
今回は、中古パソコン販売店で買う時に注意すべきポイントをご紹介いたしました。
中古パソコン販売店の中には、明らかに劣化が進んでいるものや非正規品のもの、ウイルスに感染したものなどの粗悪品を取り扱っているところもあります。
悪質な販売店に騙されないためには、正しい知識を持ったうえで購入することが大切です。
注意すべきポイントを踏まえて、満足のいく中古パソコンを購入しましょう。
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中古パソコン選びで失敗したくない方は、ぜひお気軽に当店へご相談ください。
熟練のスタッフがお客様の要望に合ったパソコンをお選びいたします。

この記事を監修した人 | 中古パソコン専門店「くじらや本店」の店長
青森県八戸市出身。ネットショップ、EC運営歴15年以上。多くのECサイトやショッピングモールに携わってきている。現在ではWindowsパソコンに関する便利な機能やテクニックを教えるくじらや通信の配信者。WordPressを中心にコンテンツSEOを行っている。
関連情報
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