中古パソコンへのOfficeの再インストール方法を解説
今日の記事では、中古パソコンにOfficeを再インストールする方法について解説します。
Officeは多くの人にとって必要不可欠なソフトウェアですが、中古パソコンを購入した際、既にOfficeがインストール済みだったり、逆に全く入っていなかったりする場合もあります。
それでは、早速始めましょう。
1. 中古パソコンの性能を確認する
まずは、自分のパソコンがOfficeの動作要件を満たしているかを確認しましょう。
Officeの動作には、最低限必要なCPUの性能やメモリ容量があります。
Office 2019では、最低1.6 GHz以上のプロセッサ、4GB以上のRAM(2GB以上のRAMで32ビット版の場合)が必要です。
最新版のOffice 2021以降では、要件が若干上がっている場合がありますので、公式のMicrosoftサイトで確認してください。
また、適切なインターネット接続がないと、Officeのアクティベーションや更新が行えないこともあります。
その他にも、ハードディスクの容量や画面解像度、グラフィックスカードの性能なども、Officeの使用体験に影響を及ぼす可能性があります。
2. Officeのライセンスとプロダクトキーを確認
Officeをインストールまたは再インストールする前に、自分が利用しているOfficeのライセンス状態を確認することが必要です。
Officeには多数の版が存在します。例えば、Office Home & Student 2019、Office Home & Business 2019、Office 2021などがあります。
プロダクトキーはOfficeを使用する際に必要となる認証キーで、新品のOfficeを購入するときにはこのプロダクトキーが付属します。
中古パソコンの場合、前の所有者が既にOfficeをインストールし、プロダクトキーが使われている可能性があります。
このとき、再インストールするには、プロダクトキーの再利用か、新たなプロダクトキーの購入が必要になります。
※プロダクトキーの再利用はできなくなりました。
パッケージ版(カード)
パッケージ版を購入した場合は、カード裏面にプロダクトキーが記載されています。
お手持ちのパッケージを確認してみましょう。
Microsoft 365
また、Microsoft 365では一度アカウントにプロダクトキーを登録したら、同じアカウントでMicrosoftアカウントにサインインすれば何度でもOfficeをダウンロードすることができます。
パソコンを買い替えてOfficeを移行した場合にもプロダクトキーの再入力は不要です。
3. Officeのインストール
次に、Officeをインストールします。
Microsoftアカウントにサインインして、自分が持っているOffice製品を確認します。
OfficeはMicrosoftのサイトからダウンロードしてインストールすることができます。
インストール画面が表示されたら、指示に従って進めます。
途中でプロダクトキーの入力を求められる場合がありますので、準備しておきましょう。
Microsoftアカウントを持っていない場合は、新規作成することも可能です。
Microsoftアカウントは、メールアドレスとパスワードで登録することができ、これがあればMicrosoft Officeの各種サービスを利用することができます。
再インストール時の注意
Microsoftアカウントと連携したOfficeを再インストールするためには、Microsoftアカウントに使用したメールアドレスとパスワードが必須となります。
忘れないように、メモをして保存しておきましょう!
4. Officeのアクティベーション
インストールが完了したら、最後にOfficeをアクティベートする必要があります。
Officeを開き(例えばWordやExcel)、初回起動時にアクティベーションを求められます。
ここでプロダクトキーを入力し、Officeを有効化します。
このとき、インターネット接続が必要となりますので、接続状態を確認してください。
このようにしてOfficeのインストールとアクティベーションが完了すれば、
自分の中古パソコンでOfficeを使うことが可能となります。
なお、一部のOffice製品(例えば、Office 2016, 2013, Premium)では、ライセンスは元のパソコンから新しいパソコンへ譲渡可能です。
この際もプロダクトキーが必要になります。
ただし、2019以降のOfficeでは、Microsoftアカウントとの連携が必須となるため、譲渡は実質不可能になります。
※Microsoftアカウントも同時に譲渡する必要があるため。
以上が、中古パソコンにOfficeを再インストールする方法です。
初めての方でも、手順を追って行えば簡単にインストールすることができます。
Officeの再インストールは、パソコンを使いこなすための基本的な作業の一つです。
ぜひこの記事を参考に、ご自身のパソコン環境を整えてみてください。
5. サポートと保証
中古パソコンを使用する際、新品とは異なる注意点がいくつかあります。
中古パソコンの保証期間は、通常、新品よりも短いことが多いです。
また、保証の内容も異なる場合がありますので、購入時に確認しておくことをお勧めします。
Officeについても、正規の製品を購入すればMicrosoftのサポートを受けることができます。
しかし、一部の中古パソコンには、無許可でインストールされたOfficeが含まれている可能性もあります。
その場合、Microsoftのサポートを受けることができないだけでなく、ソフトウェア自体が機能しない可能性もあります。
そのため、中古パソコンに含まれるソフトウェアの正規性を確認することも重要です。
当店くじらやでは正規品のOffice搭載の中古パソコンしか販売しておりません。安心してご購入することが出来ます。
Officeのサポート終了について
Office 2016およびOffice 2019の延長サポートは2025年10月14日に終了します。
サポートが終了すると、セキュリティ更新プログラムやバグ修正が提供されなくなるため、これらのバージョンを使用している方は注意が必要です。
特に、中古パソコンにこれらのバージョンがインストールされている場合、最新バージョンへのアップグレードを検討することをお勧めします。
※サポートが終了してもOfficeは使用できます。
6. まとめ
今回は中古パソコンにOfficeを再インストールする方法を説明しました。
まず最初に、既にOfficeがインストールされているか、また、自身が利用可能なOfficeのライセンスやプロダクトキーがあるかを確認します。
その後、必要なOfficeのバージョンをMicrosoftの公式サイトからダウンロードし、インストールします。
最後に、プロダクトキーを使ってOfficeをアクティベートします。
ただし、中古パソコンを利用する際には、パソコンの性能や保証、サポートについても考慮する必要があります。
中古パソコンの場合、保証の期間や内容が新品と異なることがあります。
また、パソコンの性能がOfficeの要件を満たしているかどうかも重要です。
これらを確認してからOfficeを再インストールすることで、安心してOfficeを使用することが可能となります。
なお、本記事では基本的な手順を説明しましたが、具体的な操作方法はパソコンの機種やOfficeのバージョンにより異なる場合があります。
詳しくは各製品の公式サイトや、ネット上に公開されている操作ガイドや動画(例えばYouTube)を参照してください。
それでは、この記事が皆さまのOffice再インストールの一助となれば幸いです。

この記事を監修した人 | システムエンジニア
10年以上のFilemaker経験を持ち、生産管理システムの構築、保守、運用において、多数のプロジェクトを成功に導く。RPAツールの構築、保守、運用に関する実績も豊富で、業務の自動化によるコスト削減や効率化を多数実現。SEO対策の専門家として、ウェブサイトの最適化に関する深い知識と経験を持っている。
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