【中古パソコン購入時の注意】Windows11にアップグレード出来る条件。
本記事では中古パソコンの Windows11 にアップグレード出来る条件を説明します。
Windows11とは?
2022年にMicrosoftによりリリースされた新品のOS、Windows11。Windows10の後継として発表され、2025年までのサポートが保証されています。
多くの新機能やセキュリティ向上が注目されています。
中古パソコンでWindows11を利用するための条件
現在、多くの中古パソコン(PC)は、以前のOSであるWindows10が搭載されています。
しかし、Windows11にアップグレードする際には特定の条件を満たす必要があります。
主な条件としては以下の通りです。
・64ビット対応のCPU(intelの第8世代以上、AMDの第2世代以上)
・メモリ:8GB以上
・ストレージ(SSD/HDD):64GB以上
・TPM2.0に対応していること
・グラフィックスカードがDirectX 12とWDDM 2.0に対応していること
更に詳しく見てみます。
CPUの世代の見方
intel 8世代CPUの例:CPU名の後の先頭の数字が8で始まる
・Core i7-8700K
・Core i5-8600K
・Core i3-8350K
intel 8世代の発売日が2017年11月02日
AMD 2世代CPUの例:CPU名の後の先頭の数字が2で始まる
・Ryzen 7 2700U
・Ryzen 5 2500U
・Ryzen 3 2500X
AMD 2世代の発売日が2018年4月16日
TPM2.0
Microsoftでは、2016年7月28日以降に出荷されるWindows10搭載機についてはTPM2.0の実装を必須としています。
Microsoftの公式サイトや、各メーカーのサイト(HP, Dell, NEC, 富士通など)から詳しく確認することができます。
intelなら第8世代以上、AMDなら第2世代以上のCPUが搭載されていれば問題なく windows 11 にアップグレード出来ます。
Windows11対応の中古パソコンの選び方
Windows11対応の中古パソコンを選ぶ際のポイントは次の通りです。
スペックの確認:メモリやCPUなどのスペックを確認し、上述のWindows11対応条件を満たしていること。
メーカーのサポート状況:メーカーの公式サイトで、モデルごとの対応情報を確認する。
購入店の保証状況:故障時の保証サービスがある店舗を選ぶ。また、Windows11のインストールサービスがある場合、それが安心です。
オンラインショップや実店舗などで、商品ページの詳細情報やレビューをチェックしましょう。
また、価格.comやヤフオクなどの比較サイトも利用すると良いでしょう。
注意点とは?
パソコンの購入に際しての注意点は、新品と異なり、各製品の状態や仕様が一様ではないこと。
また、中古品であるため、どうしても寿命が近い場合もあります。ですから、以下の点を確認しましょう。
動作確認:パソコンの動作確認が行われており、問題なくOSが立ち上がること。
性能チェック:CPUやメモリの性能が、自分の利用目的(オフィスワーク、映像編集、ゲーム等)に適していること。
外観チェック:傷や破損がないか確認しましょう。特にノートパソコンの場合、画面やキーボードに問題があると使い勝手が大きく下がります。
また、Windows11はWindows10と比べ、動作要件が高くなっています。
購入前に十分にスペックを確認し、Windows11へのアップグレードが可能かどうか確認してから購入することをおすすめします。
まとめ
この記事では、中古パソコンを購入する際に、Windows11にアップグレード出来る条件や注意点について解説しました。
中古パソコンを購入する際には、必ず条件を満たしているか確認し、安心してWindows11を利用できるようにしましょう。
Windows11の登場により、ますますPCの選択肢が広がっています。
中古パソコン専門店のくじらやなら、windows 11 インストール済み PC
この記事を監修した人 | システムエンジニア
10年以上のFilemaker経験を持ち、生産管理システムの構築、保守、運用において、多数のプロジェクトを成功に導く。RPAツールの構築、保守、運用に関する実績も豊富で、業務の自動化によるコスト削減や効率化を多数実現。SEO対策の専門家として、ウェブサイトの最適化に関する深い知識と経験を持っている。