中古パソコンをおすすめしない理由と失敗のない選び方
中古パソコンをおすすめしない理由と失敗のない選び方
「中古パソコン、お得なのはわかるけど、失敗しないために気を付けることってある…?」
通勤中に太陽光があまりに眩しく、冬でもサングラスを掛けて変人扱いされた中古パソコンくじらやの八森です。
2023年現在、現在ではパソコンはほとんどの個人や会社で使われる主要なデバイスとなり、
それに伴い中古パソコンの販売業界も大きく成長しています。
皆さんがパソコンを選ぶ際に、新品の商品と中古品、どちらが良いか考えたことはありませんか?
新品のパソコンは高いので中古パソコンを選ぶ人が多くなっています。
しかし選び方によっては、失敗してしまうこともあるので注意が必要になります。
しかし、中古パソコンを選ぶ際には、新品に比べて考慮すべきポイントが数多く存在します。
この記事では、私がなぜ中古パソコンをおすすめしない理由を以下で詳しく解説し、失敗のない選び方を提供します。
以下のポイントは自分でパソコンを選ぶ際の参考にしてください。
中古パソコンをおすすめしない理由
寿命とコスパ
パソコンは消耗品であり、部品の寿命が存在します。
新品のパソコンの寿命は概ね5年から10年、一方中古品の場合、その数は大きく減ります。
特に、バッテリーの寿命は短く、3年も使えば性能が大きく落ち、充電の持ち時間が短くなります。
中古品であればその寿命はさらに短く、たとえ初期の段階であってもバッテリーの寿命は短いです。
また、パソコンの性能は年々進化しています。
たとえば、2023年の最新のパソコンには、5年前に販売された中古品と比較して圧倒的に高い性能があります。
これはどのメーカーの製品であろうと同じです。AppleのMacやHP、Dell、富士通、NECなども例外ではありません。
さらに、中古パソコンは新品に比べて故障しやすいです。
長期間使った結果、内部部品が壊れやすく、それに伴う修理費用は新品に比べて高くなります。
これらを考えると、中古パソコンのコスパは新品に比べて良いとは言えません。
セキュリティの危険性
中古パソコンのもう一つの問題は、セキュリティの危険性です。
前の所有者がどのようなソフトをインストールしていたか、どのようなデータを保存していたかは、
個人で確認する方法はほとんどありません。
そのため、パソコンには前の所有者の残したデータが入ったままである可能性があります。
これは、自分の個人情報を保護するためにも重要な問題です。
前の所有者が何をしたかを完全に把握することは難しいため、セキュリティの観点から中古パソコンは避けたほうが良いです。
サポートの問題
新品のパソコンを買えば、メーカーのサポートが受けられます。
これには、技術的な問題の解決や不具合の修理、さらには無料でのOSのアップデートなどが含まれます。
しかし、中古パソコンの場合、その保証期間は短く、多くの場合、サポートは受けられません。
特に最近は、メーカーのWebサイトやSNS(Twitter、LINEなど)で独自のサポートサービスを提供している会社も増えています。
これらのサービスは新品の製品を購入した場合に限り利用できます。
最新の機能と互換性
最新のパソコンは、新しいソフトウェアとの互換性を保つために、最新の機能が導入されています。
しかし、中古パソコンの場合、特に古いモデルでは、新しいソフトウェアやOSの要件を満たさない可能性があります。
例えば、最新のWindowsやmacOSを使うためには、一定のハードウェアスペックが必要です。
これが古い中古パソコンにはない場合、そのソフトを使うことができません。
さらに、最新の機能、たとえばUSB-CやThunderbolt 3などの新しい接続規格は、
新しいパソコンやスマホ、タブレットとの高速なデータ転送を可能にします。
これらの機能を持つ新品のパソコンと比較して、中古品は性能が落ち、使い方も限られます。
購入先の信頼性
中古パソコンを購入する際、その商品の状態を確認することは重要です。
しかし、インターネットのオークションサイトやフリマアプリ(例えば、メルカリ)
などで売られている中古パソコンの実際の状態を確認するのは難しいです。
商品の説明やレビューだけでは、内部の機能が正常に動作しているか、
また、内部に汚れや不具合がないか確認することはできません。
一方、新品のパソコンを買えば、信頼性のあるメーカーや家電量販店、
あるいはAmazonなどのオンラインショップから購入できます。
ここでは商品の品質が保証されており、何か問題があった場合にはサポートを受けられます。
以上の理由から、私は中古パソコンよりも新品のパソコンを推奨します。
新品のパソコンは、初期の性能が高く、最新の機能が使え、製品の寿命も長く、購入後のサポートも受けられます。
中古パソコンを選ぶメリットもありますが、上記のリスクを十分に理解した上で、自身のニーズに最適な選択をすることが大切です。
しかし、コスパが良い中古パソコンを選ぶ方法もあります。以下に、失敗しない中古パソコンの選び方を紹介します。
失敗しない中古パソコンの選び方
フリマアプリやオークションで購入しない
オークションとか、フリマアプリなどで中古のパソコンを購入することはやめた方がよいです。
その理由は、どんな風に使用してきたのかが不明なことと、故障の際の保証が付かない場合もあることと、
ウイルス感染している可能性もあること、詐欺のような嘘表記の多い出品もあることからです。
出品者がパソコンの用途を理解していないか、悪意があって安いパソコンを売りつけようとしている可能性もあるのです。商品説明の信憑性もないところも。
使用状況には記載されないマイニングの酷使やウイルス感染しているというのもあり得たりします。
保証を確認
中古のパソコンを買うときは必ず保証があるか確認をします。
中古パソコンはメーカー保証が付帯していないので購入店舗でどんな保証をしているのかを見ましょう。
ジャンク品は買わない
中古パソコンを買うときに安いからとジャンクのパソコンを買うことはやめておきましょう。
ジャンク品は基本的に動作保証がなく、返品もできません。
動作の保証がないのは、家に持って帰って電源を入れても起動しない可能性もあるのです。
価格は安くても日常的に使用する目的で購入すべきではありません。
Windows11のライセンス認証
中古パソコンを買うときは、Windows11、またはWindows10のライセンス認証済みであるかを確認しましょう。
ライセンス認証されていないと、一部の設定が使用できなかったり、Windowsアップデートの一部が受けられない場合があります。
ゲーミングPCとクリエイターPCの中古
中古のゲーミングPCやクリエイターPCはパーツの詳細情報が明記されていないことがあります。
CPUやメモリは記載があってもマザーボード、SSDについては記載がないことが多いのです。
ゲーミング・クリエイターPCはゲームや仕事での使用頻度が高い場合、故障のリスクが低い新品で購入するのがおすすめになります。
しかし、新品での購入はかなり高額になるため、信頼できる専門店で中古を購入するという選択肢もあります。
失敗しない中古パソコンの特徴
外観がきれいなノートパソコンなら、中古パソコン専門店で買って失敗するような可能性も低くなります。
注意するところは、パーツ単位の交換や修理が難しいというデメリットのあるところです。
状態のいいモデルを選ぶことが重要になります。
ノートパソコンは特に中古がおすすめ
持ち運びができて安いパソコンが欲しい場合は中古のパソコンがおすすめになります。
信頼できる中古パソコン店での購入なら、低リスクで中古パソコンを安く買うことができます。
パソコン専門店ではなく、ジャンクショップやリサイクルショップで購入するとリスクが高くなります。
商品画像のチェック
オンラインショップやオークションで中古のパソコンを購入する場合には、実物が見られないので商品画像をしっかりとチェックすることが重要になります。
キーボードの印字が消えかけていないかどうか、ディスプレイに傷がないかどうか、割れや欠けなどがないかどうかなど。
キーボードの印字がきえかけているときは、長時間ハードに使用されていることがわかるので注意が必要になります。
ディスプレイの傷はパソコンで作業するときに気になる箇所でもあり、ノートパソコンのディスプレイの交換をするのはとても高額なのです。
気軽に交換できるわけではないため、初めから傷がないかはチェックしておきます。
OSはWindows10の64bitを
中古パソコンを購入する場合は、Windows10の64bitを選んでおけば問題ないでしょう。
32bit版よりも64bit版のほうが処理速度は速くてストレージ容量の制限もないためです。
Windows10は、Windows11へ無償アップグレードできるということなので購入後も長く使うことができます。
ただ、第7世代以上のCPU搭載などの要件があるため、購入前にしっかり確認しておきましょう。
※第7世代以上すべてが対応しているわけではなく、他にも条件があります。
CPU
CPUは中古パソコン選びで重要になりますが、一概に高性能であればよいといものでもないのです。価格も性能に比例して高額となるためです。
事務処理をするくらいであれば、「Core i3」、Zoom会議で他の作業を並行する性能がいいなら「Core i5、i7」がよいです。
メモリ
メモリ容量も作業の快適性に関わってきます。
仕事や画像編集などの重い処理をしないなら4GBで、Zoomの推奨スペックにも該当しています。
Zoom会議をしながらプレゼンや文章作成、音楽をYoutubeで聞くなど並列作業をしたい人は8GBを選択すると作業にストレスも感じません。
画像や動画編集、オンラインゲームなどの高度な処理をするときは16GB以上のメモリがおすすめです。
ストレージ
ストレージは、HDDよりSSDがおすすめになります。SSDならパソコンの起動速度も速く、パソコンを使いたいときに待たされることもないです。
バッテリー
バッテリーは劣化していても見た目ではわかりません。
外出先での作業が多いという場合にはバッテリー残量にも注意しておきましょう。
ウェブカメラ
ノートパソコンを買うときには、ウェブカメラ付きのモデルがおすすめになります。
ウェブカメラ付きのモデルならインターネット環境があればZoomやTEAMを利用したビデオ通話も可能です。
ビジネスでノートパソコンを使う場合にはウェブカメラが最初からついていた方が便利です。
失敗のない中古パソコン選びを
中古パソコンはしっかり選ぶことで失敗することがないようにしましょう。
もし中古パソコン選びで不安なことがありましたら、お気軽に当店までお問い合わせください。
専門スタッフがお客様にぴったりのパソコンをご提案させていただきます。
この記事を監修した人 | 中古パソコン専門店「くじらや本店」の店長
青森県八戸市出身。ネットショップ、EC運営歴15年以上。多くのECサイトやショッピングモールに携わってきている。現在ではWindowsパソコンに関する便利な機能やテクニックを教えるくじらや通信の配信者。WordPressを中心にコンテンツSEOを行っている。
関連情報
中古パソコン専門通販サイト | 中古パソコン くじらや
中古パソコンをお探しなら『くじらや』へ!お得なだけでなく、
親切・丁寧な真っ直ぐサポートで購入後もずっと続く安心を。
初めての方も安心な初心者向けマニュアルもご用意。
もう中古パソコンを買って失敗したとは言わせません!
お客様に合った安心・おすすめの1台を熟練のスタッフがお選びします。
選び方から使い方までお気軽にご相談下さい。
屋号 | 株式会社パコネット |
---|---|
住所 |
〒192-0041 東京都八王子市中野上町2-29-3 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
代表者名 | 吉本 昌夫 (ヨシモト マサオ) |
info@paconet.co.jp |