更新日:2026年9月2日
~クリーンインストールはこんな時に有効です~
・Windowsが正常に起動しない、または起動途中で止まってしまう場合
- ・パソコンの動作が極端に遅い、フリーズやエラーが繰り返し発生する場合
- ・Windows Updateや設定の不具合が、通常の修復では改善しない場合
- ・Windowsの初期化を行っても症状が改善しない場合
- ・不要なアプリや設定を一度すべて整理し、Windowsをまっさらな状態から使い直したい場合
【事前のご注意】
- クリーンインストールを行うと、Windowsをインストールするストレージ内のデータ、アプリ、設定等はすべて削除されます。
- 必要なデータが残っている場合は、必ず事前にバックアップをお願いいたします。
- 誤って別のストレージを削除しないよう、インストールに使用するUSBメモリ以外のUSBメモリ、外付けHDD、外付けSSD等は、可能であれば取り外してから作業してください。
- ノートパソコンの場合は、作業中に電源が切れないようACアダプターを接続した状態で作業してください。
1.Windows 11インストールUSBを作成する
- 別の正常に使用できるパソコンで、Microsoft公式の「Windows 11のダウンロード」ページを開きます。
- 「Windows 11 のインストール メディアを作成する」の項目から「今すぐダウンロード」を選択し、Media Creation Tool(メディア作成ツール)をダウンロードします。
- 8GB以上のUSBメモリをパソコンへ接続します。
※USBメモリ内のデータは削除されますので、必要なデータが入っていないUSBメモリをご使用ください。
- ダウンロードしたMedia Creation Toolを実行します。
- 画面の案内に従い、「USBフラッシュドライブ」を選択して、Windows 11のインストールUSBを作成します。
※時間がかかります 
2.インストールUSBからパソコンを起動する
- Windows 11をインストールするパソコンの電源を切ります。
- 有線LANケーブルを接続している場合は、念のためこの時点ではLANケーブルを取り外してください。
- 作成したWindows 11インストールUSBをパソコンへ接続します。
- パソコンの電源を入れ、BIOSを開きます。
※BIOS内の設定(SATA Operation/RAID/VMDなど)は、機種によって購入時から最適な状態に設定されています。
意味が分からない項目は変更せず、そのまま次に進んでください。設定を変更すると、機種によっては正常に起動・インストールできなくなる場合があります。
※インストール中や完了後にストレージが認識されない等の不具合が出た場合のみ、弊社サポートまでご連絡ください。設定変更が必要かどうかを個別にご案内いたします。 - Boot MenuまたはBoot Priority(起動順位)から、接続したUSBメモリを選択して起動(もしくはUSBメモリを優先順位の一番上にした状態に変更して再起動)します。

3.Windows 11をクリーンインストールする
- USBメモリから正常に起動すると、Windows 11のセットアップ画面が表示されます。
- 言語やキーボード等を確認し、画面の案内に従って進めます。※キーボード設定を「日本語」にしてください。
- 「Windows 11をインストールする」を選択して進めます。
- プロダクトキーの入力画面が表示された場合、「プロダクトキーがありません」を選択して進めてください。
Windowsのエディションを選択する画面が表示された場合は、ご購入時と同じエディションをお選びください。※購入時と異なるエディション(例:Home⇔Pro)を選択すると、インストール後に自動でライセンス認証されない場合があります。
ご購入時のエディションが分からない場合は、無理に選択せず弊社までご確認ください。 - 「Windows 11をインストールする場所を選択してください」等のストレージ選択画面が表示されたら、Windowsをインストールするストレージに表示されているパーティションをすべて削除します。
※1つのストレージには「Windows本体」以外にも「EFIシステムパーティション」や「回復パーティション」など複数の領域が存在しています。一部だけ削除して残すと、未割り当て領域として1つにまとまらずインストールが進められなかったり、前の環境のデータが一部残ってしまうことがあります。そのため、表示されているパーティションはすべて削除してください。「ドライブ0 パーティション1」
「ドライブ0 パーティション2」
など複数表示されている場合は、それぞれ選択して「削除」を行います。最終的に、
「ドライブ0の未割り当て領域」のような表示のみになれば問題ありません。
【重要】
この操作を行うと、対象ストレージ内のデータはすべて削除されます。
複数のストレージが表示されている場合は、削除するストレージを間違えないよう十分にご注意ください。 - 「未割り当て領域」を選択して「次へ」を押します。
Windows 11のインストールが開始されますので、そのままお待ちください。
インストール中は数回自動的に再起動します。 
4.Windows 11の初期設定を行う
インストールが完了すると、Windows 11の初期設定画面が表示されます。※白基調の画面です
画面の案内に従って、地域、キーボード、ユーザーアカウント等の設定を行ってください。
■Microsoftアカウントを使用する場合
Microsoftアカウントをお持ちで、そのアカウントを使用して初期設定する場合は、LANケーブルを接続するかWi-Fiへ接続してください。
その後、画面の案内に従ってMicrosoftアカウントでサインインし、初期設定を完了してください。
■弊社出荷時と同様に、ローカルアカウントのみで使用する場合
インターネットへ接続せずに初期設定を進めます。
- LANケーブルは接続せず、Wi-Fiにも接続しない状態にしてください。
- ネットワーク接続を求める画面が表示されたら、
Shift
キー +
F10
キーを同時に押します。 - 黒いコマンドプロンプト画面が表示されますので、以下を入力してEnterキーを押します。
OOBE\BYPASSNRO
※Windowsのバージョンによってはこのコマンドが反応しない場合があります。その場合は、続けて以下のコマンドをお試しください。
start ms-cxh:localonly - パソコンが自動的に再起動します。
- 再度初期設定を進めると、ネットワーク接続画面に「インターネットに接続していません」という選択肢が下部に小さく表示されるようになりますので、こちらを選択します。
- 続けてオフラインでの設定を選択し、初期設定を進めてください。
途中でユーザー名を設定する画面が表示されますので、任意のユーザー名を入力してください。
パスワードを設定しない場合は、パスワード入力欄を空欄のまま進めることで、パスワードなしのローカルアカウントとして設定できます。
【ご注意】
Microsoftの仕様変更により、最近配布されているWindows 11では上記のコマンドが使用できないケースが増えてきています。
上記2つのコマンドをどちらも試してもローカルアカウントの選択肢が表示されない場合は、無理に操作を続けず、いったんMicrosoftアカウントでサインインして初期設定を完了したうえで、弊社までご連絡ください。設定完了後に弊社サポートにて対応方法をご案内いたします。
5.Windows Updateを行う
Windows 11の初期設定が完了し、デスクトップ画面が表示されたら、LANケーブルまたはWi-Fiでインターネットへ接続してください。
その後、
の順に開き、表示されるWindows Updateをすべて適用してください。
更新途中で再起動を求められた場合は再起動し、再起動後にもう一度「更新プログラムのチェック」を行ってください。
「最新の状態です」と表示されるまで、更新と再起動を繰り返していただければ完了です。
よくあるご質問
Q. USBメモリから起動しません。
A. BIOSのBoot Menu/Boot Priorityで、作成したUSBメモリが正しく選択されているかご確認ください。それでも起動しない場合は、USBメモリの差し込み口を変える(USB2.0ポートを試す)、またはUSBメモリ自体を作り直すことで改善する場合があります。
Q. インストール後、Windowsが自動的にライセンス認証されません。
A. インストール時に選択したエディション(Home/Pro)が、パソコンに元々割り当てられているライセンスと一致していない可能性があります。エディションを選び直して再インストールすることで解消する場合が多いです。ご不明な場合は弊社までご連絡ください。
Q. 作業中に分からない画面が出てきました。
A. 判断に迷う画面が出た場合は、そのまま自己判断で操作を進めず、電話・LINE・お問い合わせフォームより弊社サポートまでご連絡ください。画面の様子を教えていただければ操作方法をご案内いたします。

パソコン専門店くじらやのサポートスタッフとして6年間勤務。パソコンの初期設定やトラブル相談など、日々お客様のサポートを担当しています。初心者の方にも分かりやすい、Windowsパソコンの便利な機能や操作方法を実際の声を交えながらご紹介します。
