Windows11のパソコンを初期化して人に譲る時の手順と注意点

 

はじめに

パソコンを誰かに譲る前に、大切なのはパソコンを「初期化」することです。

 

特にWindows11を使っている場合、このステップはとても重要です。

 

初期化とは、パソコンを買った時のような状態に戻すことを意味します。

 

これにより、個人情報や大切なデータが他人の手に渡るのを防ぎます。

 

 

初期化のステップ

Windows11を初期化するために必要な手順をご紹介していきます。

 

１．データのバックアップ

まず、大切なファイルや写真などをUSBドライブやクラウドサービスに保存しましょう。

 

 

 

２．Windows 11の設定にアクセス

スタートメニューから「設定」を開きます。

 

 

 

３．「システム」をクリックして右に表示される「回復」をクリックしてください。

 

 

 

 

４．「PCをリセットする」を選択してください

 

 

 

５．「すべて削除する」をクリックしてください。

この画面で「個人用ファイルを保持する」を選択すると個人情報が残ってしまう可能性があるので、

人に譲る場合には必ず「すべて削除する」を選択しましょう。

 

 

 

 

５．「クラウドダウンロード」か「ローカル再インストール」のどちらかを選びます。

※インターネットに接続している場合はどちらでも対応可能ですが、接続していないまたは接続が不安な場合は「ローカル再インストール」がおすすめです。

 

６．「リセット」をクリックします。

 

すると初期化が始まりますので終了まで待ちましょう。

※数分以上の時間がかかります

 

 

 

初期化する時の注意点

初期化は時間がかかることがあります。時間に余裕を持って行いましょう。

 

初期化をすると、パソコンに保存されているすべてのデータが消えます。

 

大切なデータは必ずバックアップしてください。

 

 

初期化後のチェックリスト

初期化が完了したら、いくつかのチェックを行うことが大切です。

 

１．起動の確認: パソコンが正常に起動するか確認しましょう。

 

２．セットアップ画面の表示: 初期化が完了すると、

　　パソコンは新品の時のようなセットアップ画面を表示します。

　　これが表示されれば、初期化は成功です。

 

３．データの確認: パソコン内に古いデータが残っていないか、念のため確認しましょう。

 

 

 

パソコンを譲る際のアドバイス

パソコンを誰かに譲る際は、以下の点に注意してください。

初期化の確認: 初期化が完全に行われたことを確認してください。
付属品の確認: パソコンに付属していたケーブルや説明書なども一緒に渡しましょう。
保証書の有無: 保証書があれば、それも一緒に渡すと良いでしょう。

保証期間内の場合にはレシートが必要なことがありますので持っている場合には一緒に渡してあげるとより親切です。

 

 

 

まとめ

Windows 11のパソコンを初期化して、安全に他人に譲る方法をご紹介しました。

この手順に従えば、個人情報を守りつつ、パソコンを新品同様の状態で次の使用者に渡すことができます。

パソコンを譲る際は、これらのステップを忘れずに行いましょう。